痛風と同じように、またはそれよりも怖いのが高尿酸血症です。高尿酸値になりやすい人は食生活が不規則な人や肉類中心で食べている人、アルコールを毎日摂る人、ストレスの多い人などにも多くみられます。また、痛風の人は必ず高尿酸血症なのですが、高尿酸血症の人が必ず痛風であるとは限りませんので勘違いはしないように…。
また、高尿酸血症の状態が続くと痛風の発症につながるのですが、この高尿酸血症、痛風と違って何も症状がないのが厄介なところ。
しかし、この高尿酸血症状態を放っておくと、尿酸が結晶化して関節などの部位に沈着してしまい痛風を起こす原因となってしまうのです。また、恐ろしいことにこの尿酸が腎臓に結晶化すると、新たに腎障害を発症する危険性があります。
また、高尿酸血症で他の生活習慣病など合併症を発症することもあります。高尿酸血症は、非常に恐ろしいのです。これには薬治療や、薬を使用しない治療もあります。
痛風の原因について、よく知ったうえで、まずは高い尿酸値を正常の尿酸値に戻してあげることが病気の予防にもなるでしょう。